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今日の北海道ハイテクノロジー専門学校鍼灸学科の新弟子たち… でなくて、新2年生はトイレットペパー持参での実技です。 もちろん、お尻を拭くわけではありませんよ。 実は、これも立派な鍼の刺入練習のひとつなのです。 私がお師匠様の小林詔司先生講義を受けた24年前… 実際に人の体に鍼を刺す前の3か月くらいは、ひたすら 『物に刺す』という練習ばかり。 それは、米ぬかで作ったぬか枕から始まり、トイレットペーパーや果物や野菜、水に浮かしたリンゴ、最後に桐の板を貫くまで。 これを 『銀鍼』という、柔らかい鍼で練習するのですから、その根気と集中力と、力では鍼の刺入が出来ないことを体感できます。 そして、患者さんのように 『痛い〜』とか『キツイ〜』とか教えてくれない 『物』 から何を感じて学ぶか… もちろん、2年生ですから、もう人の体に刺すことには十分慣れています。 でも、トイレットペーパーのように、深くなると締まって入りにくくなるとか、芯の硬い部分を貫くのが大変だという経験は今までない訳で。 1本の鍼を丁寧に扱い、神経を集中させて、根気良く… ぐちゃぐちゃに曲がった鍼をみてから、気づくのでは遅いのですが、曲がった鍼をみて反省し、自分の技量を再確認できる絶好の機会です。 1本の鍼で20分で貫通させる学生やら、1時間かかってもコツをつかんだ学生はその後は5分で何度も入れるとか、2時間かかってもダメ〜とか、人それぞれ。 それでも、1週間の間で、貫くことはもちろん、何かを感じてくれることを願いつつ… すべては、鍼灸師になりたい学生の皆さん、そして患者さんのため。 単純で、同じことの繰り返しですが、技術を身につけるにはこれしかありませんから。 鈴木みゆき鍼・灸院 http://www.suzuki-harikyuu.com |
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